寄稿の機会を利用し、自分なりのリタイアライフを、振り返って見ました。
私は四年前にリタイアし、妻と共に、北関東は那須高原の、森の中に住んでいます。
那須は豊かな変化に富んでいて、春秋はもちろんですが、夏の暑さもほどほどで、大変、過ごし易いところです。
山菜採りやキノコ狩、温泉三昧に渓流釣り、と暇つぶしにも事足りません。
そんな那須で私は、この四年間、アジア学院(ARI)でボランティアをして、時間を過ごしています。
ARIは時々、メディアにも紹介されますので、ご存知の方も居ると思いますが、世界中の貧困な国々に、環境にやさしい有機農業を広めようと、その指導者を養成する為の、私的な学校法人です。
そのARIも今年、36年目を迎えました。
千人以上の外国人卒業生と、三千人以上の内外ボランティア経験者がいて、そのネットワークが世界中に広がっています。
私はそこで、校内のメンテナンスや、外国人学生受け入れの、ボランティアをしています。
しかし、そんな那須も、冬には雪が降り、寒さも厳しくなります。
そこで、ARIが冬休みの間、一、二ヶ月を、最近はバンコック近郊のコンドで、過ごしています。
私達夫婦の南国滞在は、避寒や健康や年金生活の為、そしてARIの卒業生達を訪ねる機会でも有ります。(写真)
今年はタイと、ラオスの卒業生、二家族を訪ねました。
そんな事を、少ない年金で楽しんでいます。
海外ではいつも同じ安いコンドを借りて、日本にいる時と同じように、朝起きてランニングをし、読書をしたり、スイミングを楽しんだりします。
又、ネットカフェで時間を潰したり、街をブラついたり、ショッピングを楽しんだり、ARI関係者などの知人を訪ねたりもします。
おいしそうなレストランや、面白そうな場所を見つけてはそこで過ごします。
コンドの住人たちと、お茶をしたりもしますが、観光は殆どしません。
しかし、いろいろな所に住んでいる卒業生を訪ねる行き帰りが、それなりに楽しい旅行になります。
今回、ラオスに行った時も、日本では滅多に乗れない、寝台特急で行きました。
海外では、日本では出来ない、陸路での国境越えが、面白いですネ。
長い海外生活は、奥さん主導の方が、上手く行きます。
現役時代、私は単身で、東南アジアに赴任していましたので、海外生活に慣れていますが、妻はそうでは有りません。二ヶ月位が、限度です。
しかし、一人で行ったのではつまりませんし、経済的でもありません。
ところで、私が海外勤務から国内勤務に変わった頃、丁度、プラザ合意と重なり、現地で持っていた、ヘソクリが半減したという、苦い経験があります。
その時の教訓として、①為替は時に、劇的に変動する。②両替は目減りする。と言うのが有ります。
その頃は、ある国に入国する時「一定金額を現地通貨にしなければならない」と言うことが途上国ではよく有りました。日本もそうだったようです。
又、赴任地に共産ゲリラが出没していて、治安も悪く、銃を持った兵隊にガードされていました。
20年以上前の事ですが、知人がトラブルに巻き込まれて、殺されたりもしました。
場所によっては、クーデター等、日本では考えられないような危険な事もあり、滞在時も国際空港へのアクセスなど、セキュリティには気を配っています。
年金暮らしは、経済的に豊かではありませんが、時間だけはたっぷり有ります。
体力も衰えてはきますが、出来る範囲で今のリタイアライフを、楽しめたらと思っています。
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