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2008年9月28日 (日)

寄稿(ロングステイ会報)

Dscn1015 寄稿の機会を利用し、自分なりのリタイアライフを、振り返って見ました。

私は四年前にリタイアし、妻と共に、北関東は那須高原の、森の中に住んでいます。

那須は豊かな変化に富んでいて、春秋はもちろんですが、夏の暑さもほどほどで、大変、過ごし易いところです。

山菜採りやキノコ狩、温泉三昧に渓流釣り、と暇つぶしにも事足りません。

そんな那須で私は、この四年間、アジア学院(ARI)でボランティアをして、時間を過ごしています。

ARIは時々、メディアにも紹介されますので、ご存知の方も居ると思いますが、世界中の貧困な国々に、環境にやさしい有機農業を広めようと、その指導者を養成する為の、私的な学校法人です。

そのARIも今年、36年目を迎えました。

千人以上の外国人卒業生と、三千人以上の内外ボランティア経験者がいて、そのネットワークが世界中に広がっています。

私はそこで、校内のメンテナンスや、外国人学生受け入れの、ボランティアをしています。

しかし、そんな那須も、冬には雪が降り、寒さも厳しくなります。

そこで、ARIが冬休みの間、一、二ヶ月を、最近はバンコック近郊のコンドで、過ごしています。

私達夫婦の南国滞在は、避寒や健康や年金生活の為、そしてARIの卒業生達を訪ねる機会でも有ります。(写真)

今年はタイと、ラオスの卒業生、二家族を訪ねました。

そんな事を、少ない年金で楽しんでいます。

海外ではいつも同じ安いコンドを借りて、日本にいる時と同じように、朝起きてランニングをし、読書をしたり、スイミングを楽しんだりします。

又、ネットカフェで時間を潰したり、街をブラついたり、ショッピングを楽しんだり、ARI関係者などの知人を訪ねたりもします。

おいしそうなレストランや、面白そうな場所を見つけてはそこで過ごします。

コンドの住人たちと、お茶をしたりもしますが、観光は殆どしません。

しかし、いろいろな所に住んでいる卒業生を訪ねる行き帰りが、それなりに楽しい旅行になります。

今回、ラオスに行った時も、日本では滅多に乗れない、寝台特急で行きました。

海外では、日本では出来ない、陸路での国境越えが、面白いですネ。

長い海外生活は、奥さん主導の方が、上手く行きます。

現役時代、私は単身で、東南アジアに赴任していましたので、海外生活に慣れていますが、妻はそうでは有りません。二ヶ月位が、限度です。

しかし、一人で行ったのではつまりませんし、経済的でもありません。

ところで、私が海外勤務から国内勤務に変わった頃、丁度、プラザ合意と重なり、現地で持っていた、ヘソクリが半減したという、苦い経験があります。

その時の教訓として、①為替は時に、劇的に変動する。②両替は目減りする。と言うのが有ります。

その頃は、ある国に入国する時「一定金額を現地通貨にしなければならない」と言うことが途上国ではよく有りました。日本もそうだったようです。

又、赴任地に共産ゲリラが出没していて、治安も悪く、銃を持った兵隊にガードされていました。

20年以上前の事ですが、知人がトラブルに巻き込まれて、殺されたりもしました。

場所によっては、クーデター等、日本では考えられないような危険な事もあり、滞在時も国際空港へのアクセスなど、セキュリティには気を配っています。

年金暮らしは、経済的に豊かではありませんが、時間だけはたっぷり有ります。

体力も衰えてはきますが、出来る範囲で今のリタイアライフを、楽しめたらと思っています。

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2008年9月18日 (木)

山女魚

Dscn1624 夏場、ヤマメ釣りに嵌っています。

日本の川には上流より岩魚、ヤマメ(アマゴ)、鮎等が生息しています。

ヤマメの鮮やかなパーマークは、心を躍らせます。

Dscn1633 東日本のヤマメと西日本のアマゴは、斑点の色だけが違います(青と赤)。

那珂川本流の、上流に有る我が家の辺りは、ヤマメの生息域です。

海に下りた降海型をサクラマス、陸封型をヤマメといいます。

サクラマスは大きくなり、尺ヤマメともいい、渓流釣り人の憧れです。

しかし、大変用心深く、滅多に釣れません。

竿も折れんばかりのファイトは、これぞ川釣りの醍醐味です。

三枚に下ろし、刺身で頂きます。

二十センチ前後は塩焼き、それ以下はから揚げ、天ぷら、甘露煮等が最高です。

以前は、釣り人の居ない我が家の川で、ヤマメ釣りが出来るとは、思いませんでした。

私も釣りはしていましたが、雑魚ばかりで、ヤマメなんぞは一匹も掛かりませんでした。

釣りが違っていたのです。

ヤマメは岩魚と並んで渓流の王様です。

渓流釣りは、したことが有りませんでしたので、幻の魚だと思っていました。

ヤマメは養殖も余りされないように大変神経質で、つり難い魚です。

岩魚は餌を追うので釣り易いのですが、ヤマメは追いませんので、難しいのです。

それだけに興味深いとも言えます。

仕掛けは大変シンプルで、不要なものは何も付けず、経済的です。

餌も川虫か、ミミズですので、簡単です。

ミミズは生態を研究し、裏庭のコンポストで飼育しています。

早朝のヤマメ釣りは、運動になり、愛犬の散歩であり、食料調達の手段です。

今年もこの数ヶ月は、ヤマメ釣りに明け暮れました。

リタイア族にぴったりの手軽な時間潰しが、余りやられないのは本当に不思議です。

誰も来ない、家の下の川原は、私の宝物です。

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2008年9月15日 (月)

ガイジン

Image001 アジア学院(ARI)には毎年、数人のドイツ人の若者が、ボランティアとしてやって来ます。

彼らはARIで一年間ボランテイアをし,兵役を免除されます。

ARIはドイツより、世界で数箇所指定された、海外受け入れ先の一つとして、認定されています。

若い彼等は大変優秀で、日本語も早く理解し、使いこなす子もいます。

そんな中に、ハリー・ポッターに良く似た、金髪のちじれっ毛で、眼鏡を掛けた二十歳のJが居ました。

彼は特に日本語が上手で、我が家での学生の受け入れチームに、加わりました。

そんなある日、レストランで昼食を食べていた時の事です。

突然、妻に「外人!ガイジンが来たョ。」と囁きました。

日本人が案内して、白人の客が二人入ってきました。

妻「あなただってガイジンじゃない。」

J「・・・・」

妻とは良いコンビです。

J「鰓が張っているから、きっとドイツ人だよ。」

まじめな顔で、言っています。

どこから見てもガイジンの彼は、日本人に成り切っていました。

そんな彼がドイツに帰って、メールが届きました。

「こちらは周りじゅうガイジンばかり。日本に帰りたいよ~」

ジョークか本音か解りません。

でもとても上手な、日本語のメールでした。

ドイツの青年達はとても優秀で、個性的、国力を感じさせます。

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